越境ECとドロップシッピングの海外発送についてまとめてみる。
ネットショップを開店することは、今や凄い簡単である。
STORESやBASEを使えば今すぐネットショップのオーナーになれる。
自分はWordPress × WooCommerceでECサイトを運用している。
理由としては、始めから海外向けに販売したかったから。
STORESやBASEは日本人が日本人向けに販売するサービスなので(現時点)、ハナから使おうと思っていなかった。
あと、WordPressを実践しながら学びたい意図もあった。
そんな自分がECサイトを運用していて、苦労している点が下記。
・送料
・所詮、人と同じものを売っている
この2点につきる…。
送料
自分は、自作のオリジナル商品を扱っていないので、「仕入れ作業」が必要になる。
良く言われるのが ”ニッチな市場を探して仕入れよう!” だが、個人的には自身が本当に好きで得意な分野で仕入れ、販売をしたほうが良いと思っている。
モノを並べて売れるほど甘くない。
自分が購入側だったら、本当に欲しいか? この値段で財布を開くか? Amazonでもないサイトでクレカ情報を入力するか…??
こんな気持ちが頭によぎる。
中途半端な商品知識や感性では、消費者に訴求することは難しい。また興味が持てない商品を取り扱っていては、業務が苦痛になるだけだ。
話が逸れたが、自分は注文毎に、仕入先から送料を払って仕入れ、送料を払って発送していた。
売上のためには商品代金に転嫁することになる。
そうすると、コレでこんなにすんのかよ、という値段になってくる。
そうでなければ、リスクを取ってある程度在庫を持つしか無い。
皆が売っているものを自分も売っている
そんな送料問題を解決するのがドロップシッピングである。
在庫を持たずに販売し、注文が入ったら、倉庫から直接消費者に送ってくれる画期的なサービスである。
国内のエンドユーザーに直送できるサービスは結構あるのだが、海外向けに直送できるサービスといえば日本語サービスはあまりない。
下記が可能性があるサービス。
・WooDropship
・AliDropship
・WooCommerce Dropshipping
・Shopify
上から3つは英語で、中国のアリババグループのAliExpressから直送するサービスである。
Shopifyは日本語対応しているが、提携しているOberloという自社の商品サイトから仕入れをすることとなる。(追記:2020,4~楽天市場と提携)
各社メリットデメリットあるが、自分は巨大マーケットAliDropshipで運用したいと考えている。
が、ここで2つ目の問題。
AliExpressで既に売られているのである。
AliExpressの日本での認知度は低いが海外、特にアメリカでは国内4位のサービスに育っている。
【世界】ショッピングアプリ利用時間、Amazon突出もAliExpressが急追
今や、ネットで同じ商品を簡単に見つけ出して価格を比較できる。
同じ商品がAliExpressにもあるのに、自分のショップでどうやったら買ってくれるのか、かなりシビアな競争であると想像できる。
ちなみに、AliExpressは何でもかんでも安いが、当然品質も確証が持てない。
商品レビューもサクラかどうか判断が難しいところである。
と、まあ悲観的なあれこれが簡単に想像できてしまったが、ドロップシッピングは便利だしちょっとづつ体験してみようと思う。
次回はAliDropshipの使い心地や、品質欠陥のために財・人的被害が発生した場合の責任について考えてみたい。